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道具責め
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作詞 本岡 千尋 |
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望んでた空の色は戻る事も無い
タバコの匂いをさせて 永盛駅に向かう
人がいない事を確認して情事に励む
水郡線東京行き上り列車の中
抜いた後の手首はとても痛い
髪を撫でながら 白河駅に着く
周りの目が気になり出して情事に揺らぐ
水郡線東京行き上り列車の中
甘えた声を出して都会に紛れ込む
雑居ビルにも馴れたはずなのに言葉が通じない
成り行きの態度で2度程 言葉を交わす
隠れられる居場所も無く 冷めた空気だけが隣にいる
影さえ見えない新宿駅は辞意行為すら認めてくれない
2年前の面影はどこにも無い
忘れゆく匂いとあなたとの約束
明け方ひとり20歳(はたち)を迎えた私
そして今日も列車の中・・・
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