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民が呼んでいる
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作詞 オカ ヒロト |
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地層は ひび割れて
自分の家を 失くした
食べ物が 欲しくても
何も 見当たらない
家族は 何処だろう?
今は 何を しているのだろう?
今僕がいる 場所は
何処だろう?
民が 呼んでいる
ずっと 遠くから
瓦礫の下の 人を助ける為に
誰かが 呼んでいる
空腹に 耐えながら
水と食料は どこ?
住み慣れた街が 燃えている
夢のようで 現実の世界
命の灯が 旅立つ
仔の泣き声が
響き渡る
民が 仰いでる
天に 届くように
黒い空が 青に変わるように
磁石や地図が ない今は
どうする事も 出来ない
銃を持った 兵隊が
いつも僕らを 見張ってる
昔の 奴隷達のように
死ぬまで 働かせ続けた
こんな 生活は
いつ 終わるのだろう?
自由の身に なりたい
黒い雨が 街を汚してゆく
雷は 鳴り止まない
土砂の嵐が 道を塞いでいる
帰る場所は 今はもう無い
枯木の臭い 泥まみれの臭い
何処からか臭う 血だまりの臭い
戦士がいるなら どうか来てほしい
民の声よ 届け
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