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恋心ロケット
作詞 夜来香
白い息が街灯に透ける
赤い頬をマフラーに埋めて
ひとりぼっち覗いたのは
君にもらった望遠鏡

遠い星を観るためのモノで
遠く手の届かない場所まで
いなくなった僕だけの星
君を探して飛び込んだ

空。深い青に飲み込まれるような
ただ、側に居られるだけでよかったって
ねえ。本当にそう思っていたのかな

繋いだ手がほどける前にどうして
赤い糸で繋ぎ止めなかったの
叫んだってもう遅いのにどうして
大好きが溢れて止められないの

白い道に足跡を残す
赤い目蓋冷えた指でこすり
ふたりぼっち切り取り線
焼き付いた青は忘れない

遠い星を見上げては笑い
遠い星に願い事をした
君は何を願ったのかな
僕らだけの世界はまだ

虹。夜闇を切り裂いて渡してよ
今、側に行くからそこで待っててね
もう、ひとりぼっちは寂しすぎるんだ

地球の裏側まで響け愛の歌
たった一人のための愛の歌
叫んだってもう届かないんだって
星たちが降り注ぐ夜が終わる

積み重なった恋心
月まで飛ばしてさようなら

藍の海と空の境界目掛けて
ほうき星それは僕らのロケット
きっとまた巡り会えたときに君の
瞳にうつる僕は笑えるかな

繋がる世界の最果てに残した
恋の欠片は星屑みたいで
叫んだって聴こえないのにどうして
大好きが溢れて止められないの
叫んだってもう届かないんだって
星たちが降り注ぐ夜が終わる

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 恋心ロケット
公開日 2017/02/08
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 冬と、星と、遠くの君へ。捨てられない片想い
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