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ワンマンライブ
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作詞 夜来香 |
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削れたピック 掠れた声
誰もいない教室は
わたしだけのライブハウス
オレンジ色の 光がさす
放課後のこの一瞬に
わたしは生(せい)を感じるの
響いた想いは 空にあずけて
からっぽのギター掻き鳴らす
ほら
霞む、青。揺らいだ、視界。
ともした灯りに出会えたよ
言の葉を燃やして光る
滲む、色。重ねた、心。
かき分けてようやく見つけた
宝石は涙で濡れた
靡(なび)くスカート 乾いた歌
ゆめに見たステージとは
かけ離れた特等席
一番にきいてほしい人も誰もいない
空白を音で満たして
染みる、白。ちぎれた、世界。
それは恋よと囁けば
ギリアは花を咲かせ
混ざる、色。溺れた、流星。
生まれたての歌に名付けた
まだ見ぬ朝を迎えにいこう
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