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白い初恋
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作詞 夜来香 |
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触れた手は絡んでも
絡まらない赤い糸
ごめんねと笑う君
白い吐息が消える
疎らに灯る色と
溢れかえる音楽と
私を置いて回る
世界は眩しすぎた
夢は見ないし神様も信じないけど
サンタクロースにもすがれないらしい
一番好き君が好きなんだ
君の一番じゃなくてもいいの
隣で笑い合えたらと
それだけで満足だったはずなんだ
触れた手に残ってた
温もり空に逃がして
ありがと、と呟けば
白い吐息が消える
すれ違うカップルと
溢れかえる幸せと
私を置いて回る
世界は眩しすぎた
欲張りはいつも恵まれないんだと
おとぎ話で学んだはずなのにね
一番好き君が好きなんだ
君の一番になりたいなんて
願ってしまった私は
ちいさな光りにもすがれないんだ
手を繋いだとき触れた指輪の冷たさが不快だった
クリスマスもその前の日も会えないと言う君が
君がどうして、どうして、
私を見てくれないのだろうなんて
一番好き君が好きなんだ
君の一番じゃなくてもいいの
わたしは君を想ってる
それだけで満足だったはずなのに
一番好き君が好きなんだ
君の一番になりたいなんて
願ってしまった私は
何にもすがれずに次の冬を待つの
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