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千年桜
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作詞 夜来香 |
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枯れない桜があるらしい
千年桜というらしい
興奮気味に君は言った
何年もそこにあるのなら
何人もの恋人たちの
物語を知ってるだろう
生まれ変わってもわたしに会いに来てくれるらしい
君は前世でも同じことを言ってくれたのだろうか
巡る季節はまた春を持ってきて
巡る季節にまた春はさらわれた
君が何度わたしを愛そうと
わたしは「君」の「わたし」じゃないだろう
枯れない桜の木の下で
千年の愛を誓おうか
おとぎ話は嫌いじゃない
何回も咲いては散っては
幾重にも時を積み重ね
物語を紡ぐのだろう
生まれ変わっても君に会うことができるのなら
一時(いっとき)の別れなんてちっとも怖くないのだから
巡る季節はまた春を持ってきて
巡る季節にまた春はさらわれた
わたしが何度君を愛そうと
君は「わたし」の「君」じゃないだろう
それでもいいんだ
だってわたしを見つけてくれる君は
一人しかいないから
きっと何度でも君に恋をする
巡る季節はまた春を持ってきて
巡る季節にまた春はさらわれた
運命というものがあるのなら
それは君とわたしの物語
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