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羊と星と子守歌
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作詞 夜来香 |
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羊は言うの「迷子はいないか」と
わたしは笑う「星が味方なの」と
行き先なんて、ないくせに
羊は言うの「僕がこわいか」と
わたしは笑う「こわいものはない」と
陰にかくれて、泣くくせに
オレンジの街を見下ろす丘の上
一人唄った子守歌
今日も空は笑わないのね
泣き虫と泣き虫は夜の中
流れ星を探しにきたの
叶わない願い事ぶら下げて
羊は言うの「迷子はいないか」と
わたしは笑う「迷子になっちゃった」と
はじめからわかっていたくせに
羊は言うの「どうして泣くの」と
わたしは笑う「泣いてなんかない」と
その声はきっと震えてた
朝焼けの空を見上げる丘の上
空は泣いちゃいなかった
今日も星は笑わないのね
泣き虫はひとりぼっち夜の中
子守歌を唄いに来たの
空に届くように想いこめて
3回じゃ足りないなら
100万回だって唱えるわ
項垂れ風に揺れるエリカの花と
1日の終わりを見た
今日も空は笑わないのね
泣き虫を閉じ込めた夜の中
流れ星を拾いにきたの
祈りを散りばめた雲の上へ
今日も空は笑わないのね
泣き虫はひとりぼっち夜の中
迷い星を探しに来たの
叶わない願い事ぶら下げて
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