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紅月
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| 作詞 夜来香 |
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凍てつく夜、死んだ三日月
はじまりのおわり
赤い赤い紅いそれは
歌うカナリアが吐いた赤
夕暮れ染めるようにそれは
茜さえも汚してそして
唯一つ闇に浮かぶ
月に閉じ込められ
黒を裂く
紅の月闇を照らして
羊たちの道しるべ
淡く光る星さえも
呑み込んだ夜を魅せて
赤い赤い紅いそれは
咲いたリコリスが散らす赤
黄昏飾るようなそれは
宵闇をも汚してそして
唯一つ闇に浮かぶ
月に閉じ込められ
黒に咲く
紅の月闇を照らして
蝶の辿る道しるべ
儚い雪のように落ちる
一片の羽を魅せて
捕らわれた刹那に
輪廻の果てを見た
紅の月闇を照らして
渇いた空の道しるべ
罪滅ぼしの声をきいて
ロザリオに光魅せて
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