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かくれんぼ
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作詞 夜来香 |
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あの日 笑った 君は
夏と一緒に どこかへ
大人にならない君と
取り残された僕らと
止まった時間に後ろ指さされて
耳に残る声
残響はセミの鳴くのと重なって
大変な耳障り
視界の端で
残像が見えたような気がしては
大変な自己嫌悪
秘密基地まで競走
太陽が焼いた道駆け抜けて
あの日 笑った 君は
泣きそうな顔でどこかへ
変わらないままの君と
変われずにいる僕らと
置き去りの過去に後ろ髪ひかれて
寂しいのは僕だと気付いた
君も寂しいと言った
涙は花火になった
秘密基地まで競走
夕焼け染まる空背に駆け出す
あの日 笑った 君は
僕の手すり抜けどこかへ
届かないはずの場所で
でもすぐそばに君がいて
たくさん伝えたいことがあるんだよ
あの日 笑った 君は
夏と一緒にどこかへ
変わらないままの君と
変われずにいる僕らと
今度こそ君にさよならとごめんね
止まった時計の針をすすめるよ
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