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愛でて追う時の片隅
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作詞 Yuki |
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深夜1時 響くのはマウスのクリック音
目に映る光の粒は 文字を成し 画を成してる
重い目蓋をペティキュアはがれた指先で擦り
瞬きを繰り返す
眠れない まだすることがある
ずり落ちる眼鏡を
タイピングしながら押し上げ
光った気がしたんだ 淡い色と共に
それは夢か現実か 眼鏡を下げて見てみたら
フィルタ越しの画面は変わりなかった
時が進む 響くのは紙を走る芯の音
白に黒が増えてゆき 線が広がり 意味を成す
自然に出る欠伸をかみ殺しため息つく
固まった指を解し
眠れない 終わらない現状
芯が出ないシャーペンを
もどかしく思い足を組んだ
聞こえた気がしたんだ 繊細な旋律と共に
それは夢か現実か シャーペンから目を離したけれど
彷徨う視線の先には何もなかった
進む秒針の音 響くそれは冷酷で
ただただ 時を刻んでく
すべてに終わりはあるのだと
思考回路鈍い頭で感じたんだ
眠いんだ 寝たいんだ
時間には限りがあるんだから
光を見せて 音を聞かせて
愛を愛でる光を見た 夢を追う音を聞いた
手を伸ばしても届かない
離れてくそれは切なくて
愛を愛でて 夢を追って
光が見たいよ 音を聞かせて
時を止めて
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