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狂った足で踊る餐拍子
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作詞 籠目 |
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パタパタと足は勝手に踊るけれど
狂った足はクルクルと360°の回転を決めた。
踊ってみなよ、綱の上
狂ってみなよ、手の中
誰かが言ってたような
狂った足は狂狂狂と360°の回転と華を紅く塗った。
踊ってみなよ、綱の首
狂ってみなよ、死の中
ステージの上で私は注目される
狂った足はプラプラと360°の視線を受け止める。
踊ってみなよ、狂った踊りは三拍子と耳と良心を劈く悲鳴のアンサンブル
さぁカンタービレ、さぁフォルテ、さぁ音楽と芸術の両親に感謝だ。
狂ってみなよ、ナイフは指揮棒の先では無く、私の胸の中、紅い薔薇の先に刺さってる。
ギラリと輝き光る銀と紅と黒が手の中で溶ける、また踊る今晩は鮮血とのワルツ
ほら踊りなよ
その狂った足で1,2,3,1,2,3,1,2,3,1,2,3あと一歩
さぁあと一歩で踊りは終わりだ
ズキンと胸に刺さるナイフ
まぁ真っ赤だハハハッハハッハハハハッハハハッハ
私はステージの上で宙ぶらりん
最後のダンスは足はいらない
ほらプラプラプラ
ギィギィギィ、骨と木が軋む
空気が体に供給されない
体に手がかかる、黒い手袋
嗚呼、私の番なんだ
最後のダンスはさぁ首と縄と重力と
サヨウナラ
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