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ハローハロー
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作詞 唄月 |
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狭い浴室 感じる孤独
静かに口ずさむ歌は
誰に聞かれることもなく
空気の闇に溶けてった
何も考えたくなくなる頭は
きっとのぼせ何かじゃない
もやもやと霧の中
静かに体拭う
ああ、この世界は
いつだってそう不条理で
正義すらもあやふやで
僕の心を困らせる
汚い空に 感じる孤独
踏切の独特の警報
誰も気にすることはなく
日常の中へと散らばった
時々すべてがわからない
見える世界は濁色で
モノクロの世界の中
一人澄んだ色求めて
ああ、この世界に
綺麗なものなんてないのに
目の前のものが現実か
いつしか見わけがつかなくなった
家の中の鏡に 自分の醜い姿が映る
眉間のしわに 鋭い眼光
無邪気な笑顔はいつ消えた
この瞳の奥底に
凍てついた炎があるならば
誰かそれを溶かしてよ
ああ、このセカイ
今日も回る回る
僕らの具合なんか知らないように
無情に時は流れ続ける
(システム ニ イジョウ ハッセイ)
081008
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