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レモンの花
作詞 吟華
いつも遅くにごめんなさい

息切らし急いだ先の闇、儚き灯

夕べ差し上げました花束を

瞳で喜び、鼻で喜び、その手で包み

その丁寧な仕草の一つ一つに

花はもっと喜んだでしょう

誰が、そんなに花と語りますか

いと美しきかな少女の姿

無駄な飾りから花を救って微笑む君

愚かなる人間は花の真意も悟らん

心を突き刺してしまうだけのもの

花に向けられた笑顔へと手を伸ばし

願う心はレモンの唄った哀歌に届く

何故あんなにも心を染めたか

長い月日を経て真に響く言霊

言葉は、意味は確かに生きて

未来を見透かし転がった過去

もっと早くに気づいていれば

それでも笑顔は生まれ来る

ありがとう、ありがとう、清き花

至らぬ私の心をも光に導き

もう一度、もう一度、何度でも…

そのうちに道を得て行くのです

人が花に近づけば笑みは溢れる

「花の美しさに習えよ、人よ」

涙は育てる水の代わりでしょう

いつか咲かすレモンの花へ

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歌詞タイトル レモンの花
公開日 2009/01/17
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント ある種の迫害によって精神を病んでしまった少女の看病にて。
吟華さんの情報













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