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野球魂伝説
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作詞 吟華 |
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甘ったるいボールなんかじゃ届かないんだろう?
骨さえ突き破ってくるほどの喜び求めてんだろ?
だから、俺は恐れず剛速球をお前にくれてやる
任せておけ 傷つけたって責任は全部俺のものだ
そんな大人の男がいなくなっちまったんだろう
お前が例えば、赤の他人の子供だとしたって
他人って何なんだ? 赤く流れる血のことなら
そんなもん、どっかの昔に繋がってるだろう
一緒に過ごした月日ではかるっていうのなら
心配するな 触れ合った試みの数で返上してやる
ここまできたら他人じゃない 黙ってついて来い
簡単なことさ、俺とお前はボールとグローブだ
だからお前は野球が好きで 好きで仕方ないんだろう
ど真ん中を強く貫いてくる あの関係に憧れてんだ
構えて待つのが怖いなら お前が投げてみろ
今から俺はグローブだ 今度は勇気を出すだけだ
信頼なんかしなくていい だから不安も捨て去れ
何処に投げても全部洗いざらい 残さず拾ってやらぁ
これで俺たち二人で やっと一人前の勲章かかげて
伝説のこして行くんだぜ 負けるわけないだろう?
勝敗なんざ結果の前に俺たちの胸に焼き付いてんだ
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