|
|
|
entitled "non-titile" 〜僅かな反抗〜
|
作詞 愛弓歌 |
|
ヒグラシが鳴く 黄昏に酔う
名も無き終わりに染まる
疑いも無く 永遠を乞う
「ありふれた」話の終わり
儚さに泣く 黄昏に酔う
名も無き終わりに触れる
弔いを抱く 右脳に問う
擦り切れた言葉を探す
セピア色の光景の果て
立派な言葉を見つけ
閉じたその表紙に
手を伸ばす僕の傍ら
風が流れる
風が流れる
風が流れる
僕は手を止める
静寂が泣く 刹那に惑う
名の泣きを価値と語る
忘却を説く その遺志に沿う
擦り切れた言葉をしまう
霧の中の僕の未来に
ふと儚さを重ね
霞むその運命を
手で覆い僕は俯く
風が途切れる
風が途切れる
風が途切れる
僕は目を閉じる
「これでいいのかい、僕ら」
彼らの本望である価値
まっさらな彼らの墓標が
不安と羨望の間で
自己本位と建前の間で
自己満足と尊敬の間で
僕の視界を掠めた時
"non-title" I entitle so.
そして忘れることにしたよ
ヒグラシが鳴く 暗闇に酔う
意味無き名前をなぞる
忘却の奥 そこで生きてよ
「ありふれた」話の終わり
|
|
|