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Story Teller
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作詞 愛弓歌 |
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湿った風が流れ込んだ
乾いた匂いの夏色の部屋
移ろう時と裏腹に
色褪せない君の影が笑う
大掃除したら出てきたんだ
昔読んでいた流行の小説
その先をずっと読めずに
恋の始まりに栞を挟んで
臆病者の僕はいつも
こうやって目をつぶってさ
はっぴーえんど 偽りのそれは
いつも僕を守ってくれた
はっぴーえんど 偽りのそれは
いつも僕を傷つけた
乾いた明日が怖くなった
潤んだ瞳は閉じたままで
移ろう季節のその次を
そっと迎えようと思ったのに
忘れた頃に僕はいつも
痛みのページを開いてさ
はっぴーえんど 偽りのそれは
いつも僕を守ってくれた
はっぴーえんど 偽りのそれは
いつも僕を傷つけた
そうさ、きっとわかっていた
また読む日が来ることを
だから、きっとさりげなく
栞を挟んでいたんだから
はっぴーえんど その向こう側で
いつも僕は傷つくのさ
はっぴーえんど 偽りのそれは
弱くて強い僕のstory
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