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雨のち晴れのち
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作詞 愛弓歌 |
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時は移ろい空に映ろう
僕の慕情と諦めの間から
落ちた雫は酷く澄んでいて
君はもう痛みすらくれない
あんなにあれほどに騒がしく
幸せだった日々の
次の一コマでこんな風に
空虚を噛み潰す僕がいる
いつかきっとまた日が射して
そしていつかまた雨が降る
その繰り返しさえ永遠ではないのだろう
時の流れに飲まれてゆく
空に映ろう僕の虚ろな
瞳の奥で堰き止まった雫
降りそうな雨を湛える雲は
光も遮ってしまうけど
心が疼いて死にたいと
思った夜を経て
こう無感情を装って
明日を探し出す僕がいる
いつかきっとまた日が射して
そしていつかまた雨が降る
その繰り返しさえ永遠ではない
時の流れを恨みながら
いつかきっと笑みを取り戻し
そしていつかまた絶望する
忘却の連続で輝く刹那を
時の流れに残していく
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