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白いカーテン
作詞 愛弓歌
それは一面の白だった
それが僕の世界の全て
そこには心踊らせる要素は無い
そこには心沈ませる要素も無い

次の瞬間景色は開けた
緑と赤の隣と上には蒼が広がる
僕は気付いた ずっと見ていたのは白いカーテンで
たった今“彼”がそれを開いたんだと

僕の目に飛び込む様々な波長の光
楽しいね 嬉しいね 心が踊ってゆくよ
水と風が戯れ、鳥と蝶が笑いあうよ
美しい 世界だね 守りたいと心から思うよ

次の瞬間景色は変わった
緑と赤と蒼は灰色か造作を帯びる
そして人工の台地の上で血の紅が映える
たった今“僕”がこれを作ったんだよ

僕の目に飛び込む様々な形の死
虚しいね 苦しいね 心が沈んでゆくよ
水と風は穢れて、鳥と蝶は翼を失う
恐ろしい 世界だね 壊したいとどこかで思うよ


こんなものなら見なければいい
そうさ、たかが窓の外の世界
何も感じる必要は無い
僕はそっとカーテンを閉めた


そして一面の白となる
それが僕の世界の全て
そこには心踊らせる要素は無い
そこには心沈ませる要素も無い

そこはきっと終焉に似た世界

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 白いカーテン
公開日 2007/12/17
ジャンル ポップス
カテゴリ その他
コメント 少しわかりづらいかもしれませんが、気に入ってます。テーマは人類の行為への皮肉。少し内容訂正しました。是非解釈をお聞きしたいので、感想or質問など、募集しております。
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