|
|
|
最後の忘れ物
|
作詞 愛弓歌 |
|
貴方といた四つの季節は
1、2の3で消えたの
だからもう泣かないよ
きっと泣かないよ
昇りたての太陽、お気に入りの空
一人で見る久しぶりの朝日は
あの日と同じ、輝いていて
必死に目を閉じてそっと呟いた
“bye-bye-bye”
私は明日を見た
昨日まで見ていた幸せに
足を取られてしまわないように
あなたといた四つの季節は
1、2の3で消えたの
そう強く生きるんだ
だから泣かないよ
沈みかけの太陽、少し嫌な空
あんなに晴れ渡っていた空は
嘘みたいに、雲を纏い
一滴の雫がそっと舞い降りた
私は立ち止まった
明日を見ていたわけではなく
目を閉じただけだったのだから
私のした儚き決意は
1、2の3で消えたの
貴方が見えてしまうんだ
目を開いたら
でも片付けたこの部屋に匂いすら
もう残っていない貴方の面影を
求めてしまう私には
この悲しみもあなたの名残なら
そう思えてしまう愚かな私に
涙はそっと零れて
昇りたての太陽、お気に入りの空
目を開けばやっぱり君色で
諦めに似た、慕情の陽射しに
涙も拭かずにそっと呟いた
“Hi, sadness I will love you
instead of you.”
|
|
|