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夏の終わりの蝉の涙
作詞 愛弓歌
夏の終わりに降るこのスコールが
役目を終えた蝉たちの涙だとして
何万もの蝉の死が作り出した
この雨はなぜか少し痛かった

ちっぽけなことで折れた僕に
彼らはけしかけるんだ
「まあそんくらいでお前は
鳴きやめるんでしょう?」

何年も何年もそのためだけに生きて
たった一週間彼らが歌う応援歌
その生き方があまりに美しいから
僕も鳴き続けてやるって思えたんだ

夏の終わりに降るこの雨の中
冷たい雨に打たれても鳴き続ける
たくさんの蝉の声が混じりこんだ
この雨はなぜか少し暖かかった

蝉の涙で濡れた僕は
彼らに感謝を歌う
My song rides on my heart,
now carry to melted their soul.

何年も何年も土の下で耐えて
短く輝いた魂に歌う鎮魂歌
僕の描く歌はあまりに拙いけど
これからも僕の心で鳴き続けて

夏の終わりに降るこの雨の下
アスファルトに転がっている蝉を見て
最期息をひきとるその時までは
僕も鳴き続けてやるって誓ったんだ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 夏の終わりの蝉の涙
公開日 2007/09/11
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 僕も鳴くとは、「運命に抗って必死に生きる」ことを例えたつもりです。是非読んでください!
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