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Dying For
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作詞 愛弓歌 |
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君が朽ちていくから僕は笑った
一糸纏わぬ君も一時間ぶりに笑う
僕を掻き立てた無邪気さはもうそこにない
君の唇に指 撫でれば痛みが走る
窓際のベッドの鉄パイプは疲労して
艶っぽい音を立て 赤くくすんだ錆を落とす
君は相変わらず淫らに笑っている
窓枠に描いた蒼い線は濁りも無く
象牙色の雲は揺れ 咽ぶほどの光に霞む
君は相変わらず淫らに笑っている
Your decadence looks nice at the seaside.
愛が朽ちていくから恋が灯った
淡く燻る火は凍りつくように燃えて
灰は舞い上がり波音のリズムに踊る
君の柔肌に指 撫でれば痛みが走る
海岸のモーテルで守るはずの無垢は壊れ
僕は悪い酒を煽り 胸の痛みを肴にして
次を急かす君の手を優しく握る
道端の撫子 窓辺から遠く揺れ
紫紺色は風を纏い 磯の匂いに微笑んでいる
まるで少し前の君みたいで 僕はやっぱり穢したくなった
I said love looks like kinda suicide.
But love can bear new baby, she said.
Her hair is bending in the sea breeze.
Making love is beautiful, she sighed.
So you want? I ask and see eyes.
恋を右手に二つ墓を掘ろう
君と僕のじゃないよ
君の上と下を埋めるんだ
そしてどちらに入るか死ぬまで悩もう
それはまるで愛みたいじゃないか
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