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回る人
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作詞 りゅう@ |
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ここまでくるのに
どれ程の痛みと出会っただろう
ただ目的もなく生きてきた日々に
人は人生と名を付けた
「夢は何ですか?」という言葉が
悪魔の囁きに聞こえた
どうして生きてるのかも分からないのに
そんなものがある訳ないだろう
やり場のない怒りと積み重なる悲しみ
そんな気持ちが出会って僕に痛みを与えた
僕は今 誰かの歯車になれてますか
僕は僕だけでは何もできないのです
僕は今 あなたを回せていますか
あなたは私を回しているのです
ここまでくるのに
どれ程の人と出会っただろう
そのうちの何人かの人が
僕に痛みを与えた
「一人がいいな」何て台詞を
冗談で吐いてみるはいいが
いざそんな風になったら
僕は僕じゃなくなていくのだろう
回して回されて止まるのもある歯車
僕もその中に入っていいですか?
僕は今 確かに生きています
その理由は見つかっていないけど
あなたは今 確かに生きてます
その理由は見つかっていないでしょう?
あなたもあの子も僕も誰かも
きっとフラフラで歩くのでしょう
いつか振り返る時に笑える
それが「人生」なのでしょう
今辛いのは一人じゃないよ
痛んだ歯車はそこら中にいるよ
そんな痛み同士で回しあうのが
きっと「社会」という概念でしょう
僕は今 あなたを回せていますか?
無理に回していませんか?
一緒に回って疲れませんか?
僕は今 あなたの痛みに触れられないです
自分の痛みに精一杯なのです
あなたも今 それは同じなのでしょう?
だから少しずつ回しあいましょう
優しく回しあいましょう
ここまでくるのに
大分疲れてしまったなら
さぁ、周りを見渡してみよう
自分の世界を作ってくれている
いくつもの歯車に
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