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事実
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作詞 るぎり |
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いつもの駅前雨宿りしていた なのにどうして濡れているんだろう
歩道橋から見下した変わりない街が
寂し気にうつっている もうすぐ日が暮れる
ドラマなら都合のいいように物語ができているのに
現実は上手くいかない そんなの当たり前の事だけど
もどかしくてどうしようもないの
騒がしい足音には行き場があるけれど
どうでもいい愛なんてすぐに忘れる事ができる
夕暮れの空に『夜』という色が 染めていくのも変わりない
返事はいつでもいいからと言ったけど不安が耐えない
つい貴方に似た人をさがしてしまう
貴方だけは忘れられない それが本当の愛だからかな?
しゃがみこんだ目先には 孤独に怯える自分がうつっていた
返事はいつでもいいからと言ったけど
不安が耐えない いつも独りよがり
妄想ならやりなおしがいくらでもきくのに
現実は上手くいかない そんなの今に知った事じゃないでしょう
晴れた空が大嫌いで
雨が降ればいいとだけ願っていた
貴方がいない変わらぬ日々に慣れてしまうのが怖くて
元気だしてねって言えるほど 言える立場じゃないってわかっていた
なにがあったかなんて聞けずその言葉を飲み込んだ
涙で濡れた頬にキスをして
きっと今夜も雨でしょう 星はでないでしょう
待ち合わせの時間もう何年遅れてるの
約束したじゃない あのお店に連れて行ってくれるって
やっと出会えたと思ったら隣にはすでに誰かいるなんて
後悔なんてしたくないから
どうでもいい愛なんてすぐに忘れる事ができる
夕暮れの空に『夜』という色が 染めていくのも変わりない
返事はいつでもいいからと言ったけど不安が耐えない
貴方に気づいてほしいから歌いながらさがしたのも変わりない事実で
貴方だけは忘れられない それが本当の愛だからだと気づいた頃はもう遅くて
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