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雪ウサギ
作詞 アルミシン
「明日の今頃にはもうここにいないね」
乾いた空気 響く声
「大丈夫 君なら向こうでも頑張れるよ」
見え透いた空元気 潜む陰


下向き視線の先には明日は見えない
でも上を向いたら俯き顔の君が見える
言葉で繕った元気が嘘の様
本当は寂しかった
微かな強がりが伸びる手を引きとめた


君を前にしてもう何も言えないや
ごめんね いつもは饒舌なはずだよ
「暗い別れは嫌だね」
「寂しさはすぐ消えるよ」
君は途切れ途切れ返す
「そうだね、そうだよね、うん」
互いに言いたい事は言葉溢れるはずで
積もりすぎた思い出がどうやら口の動きを鈍らせた


「最後にこれあげる、宝物のキ−ホルダー」
伸ばされた手には雪ウサギ
「ありがとう 大切にキーホルダーとっておくよ」
少し触れた指と指 交わす熱


それを最後に「サヨナラ」告げた別れの日
今電車に揺られ 君にもらった宝を見る
雪のような体に燃えるような赤い目
少しだけ笑みを浮かべて
ちょっと恥ずかしいやり取りを思い出した


君の前だけでは泣きたくないから
ごめんね 最後だけ言い訳させてよ
「雨が目に入った」
「泣いてるわけじゃないよ」
君は笑いながら返す
「私も目に入ったみたい」
勝手に利用された雨が降りしきる中
くだらない言い訳を交わしながら二人で泣いていた


僕の手で静かに揺れている
この雪ウサギは君へ僕を繋げますか
触れてしまえば溶けそうな雪の体と
対照的に燃え盛る瞳で君を見つけますか
どうせなら渡されたくなかった
見返す度涙が浮かぶ
君の影が頭から離れてくれない


君の思い出では泣きたくないから
ごめんね 最後だけ言い訳させてよ
「雪ウサギがかわいくて」
「思わず綻んだんだ」
君は僕の中で返す
「それなら渡せて良かったよ」
勝手に思い出された君が笑いかける前で
雪ウサギ見つめながら肩を震わし一人で泣いていた

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歌詞タイトル 雪ウサギ
公開日 2008/06/28
ジャンル ポップス
カテゴリ 恋愛
コメント ぬるぬる
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