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さくら
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作詞 Akky |
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さくらほのかに香ってくる
窓をあけたら ほら 日差しもさしこむ
君の笑顔もこのさくらのように
ひらひらと舞い散り 地面を埋める
花が咲き 草が芽吹いて
暖かな 風 吹きすぎる
君の手を握る僕の左手が少しだけ 力を強めた
ゆっくりでいい 離れないで
この手の小さな力が確かならば
ゆっくりでいい 流されないで
しっかりと受け止める 全力で いつでも
君だけを
ピンクの絨毯になるわけではないけれど
止まる事無く地の色をかえてゆく さくら
君の頬に手をふれたら ああ
負けないくらいの色になる
肩を抱き 二人座って
暖かな 風 身を任せる
目をつむると見える まぶたの裏の君の微笑み
自然でいい そのままの君でいて
もしも僕の隣が居心地よければ
自然でいい 百面相で
たくさんの表情の 君を これからも
見ていたい
遠く沈んでゆく西の空の夕日に
さくら散り散り 茜色
このままでもいいなんて思うのは
嘘じゃなくてゆるぎない真実だから
ゆっくりでいい 傍にいて
いつまででもあなたを感じていたい
ゆっくりでいい 二人そろって
影が重なるほどの 距離を保って
これからはじまる季節全てを
百面相の君とさくらとぼくとでむかえる
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