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瞳
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作詞 コウスケ |
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人を傷付けることしか
能が無い自分に飽きた
大事な人の涙さえ
枯らすこと出来ないんだ
俯き 嘘吐き 躓き
後悔しても繰り返す
近道ばかりしようとし
何かを見失ってた
聴き飽きた愛の歌は
捻りの無い励ましは
空に薄く広がり そして消えた
この手の中のナイフや
研ぎ澄まされた爪を
手放す方法も 知らなかった
目的地も無く 彷徨い続け
孤独を選んでいたのに
その時僕が 望んでいたのは
優しく響く声だった
雨模様の空を仰いで
ふと思う 僕は何なの?
素朴な疑問なのにどうしても
答えが見つからない
でもきっと最初から答えなんて
無いんだろう その真実は
自分よりもっと光ってる
あなたの中で見つけた
切り刻まれた傷や
どこかでぶつけた痣は
涙で濡れたタオルで拭いてたんだ
もっと良い傷薬を
あなたは教えてくれた
そっと優しく拭ってくれた
僕の瞳に 混乱で満ちた
影が射しているからこそ
君の瞳が 輝いた時
それを「愛」と呼べるんだろう
罪で作り上げた扉
錆ついているドアノブ
手を伸ばす度に毎回躊躇してた
でももう怖くはない
この僕の手の甲に
あなたの手が重なってるから
二人で向き合うことを 知らなかった
弱さが僕を一人にしてた
君と出逢えた 今となったから
僕はまた前を見つめる
僕の瞳に 混乱で満ちた
影が射しているからこそ
君の瞳が 輝いた時
それを「愛」と呼べるんだろう
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