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秋風
作詞 藍林檎
『秋が冬に変わった』と話すと
『よくわかんないや』と君は言う
そんな他愛のない話を
しながら歩いた公園の道は
とても暖かだった

『薄着で寒くないの』と尋ねると
『風が気持ちい』と君は答える
そんな素っ気ない話を
しながら歩いた公園の風は
本当に心地よかった


ちょっと一歩前に出ながら
君の手を引けば
どこにでも行ける気がした


今この瞬間を
忘れないように
見落とさないように
僕は眼を凝らす
永遠を知らないから
永遠なんてないと思う
だから秋のうちに
冬になる前に
思い出をためて置くんだ




あの頃には戻れないんだと思うと
僕は考えるのをやめる
そんな意味のない話を
しながら歩いた公園の道は
とても静かだった

悲しく思う気持ちはなくて
『本当のありがとう』を君に思える
そんな返事のない話を
しながら歩いた公園の風は
返事をしているようだった


ちょっと後ろに下がりながら
君の事を思えば
どこにでも行ける気がした


またあの瞬間を
忘れないように
見落とさないように
僕は眼を凝らす
永遠を知らないから
永遠なんてないと思う
だから秋のうちに
冬になる前に
思い出をためて置くんだ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 秋風
公開日 2008/12/31
ジャンル ロック
カテゴリ
コメント タイトルはちょっと季節過ぎちゃいましたが内容は今読んでもいい気がしますww
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