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つながり
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作詞 UTAO HIRO |
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僕がきみに気付いたから
一本の糸が繋がった
細い細い たったひとつの線
どちらかが断ち切れば 容易くぷつりと途絶えてしまう
名前も顔も知らなければ 喋る声さえ届かない
だけど、ねえ
きみは確かにそこに居て
夜には孤独を抱えて眠るんだろう
世界中の 光の消えた窓が そのひとつひとつが
毎晩さみしさに震えている
その温もり同士が 互いの命に気付いたら
窓に明かりは灯り 祈りは届くよ
ひとりじゃないって、何度も聞いた
だけどね
分かっているから さみしさを覚えたんだよ
ひとりじゃないって、何度も言った
きみはさ
分かってるのかな 届いてるのかな
もしかしたら、分かっちゃったから 毎晩誰かを求めるのかな
独りじゃない事を確かめるために使われたツール
僕とあなたの通信手段
だけど それはね
モニタを何度も眺めることじゃなくて
届かない声を 届けようとする
祈る気持ち
言い足りないこと沢山あるんだよ
いつか逢えたらぜんぶ 話そう
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