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秋 茜の空
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作詞 よう |
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夏を過ぎた秋の風を受けた
風は枯れた葉を翻して 小さな虫が姿を現したら
それは僕なの?と自分に言い聞かせよう
陽も昇って空も明るくなる 明るみになった僕の罪を
照らし続けた空から逃れられない僕
身は隠れないで晒される 聖なる陽は僕を溶かす
誰か穢れた僕の心を守ってよ
愛が冷めた 君の元を離れた
僕は枯れた体を持って 少しずつ生きていったけれど
それは僕だと知りたくはなかった
日は沈んで空は暗くなった 隠れた僕の体 心
月光は僕を少し強くする
いつまで夜に座り込むつもりだろう?
僕は枯れた体も捨てて 夜と一体になりつつある
そんな僕を知りたくはなかった
目を閉じて 明るい空を見つめた
心に溜まった 邪な心を捨てられたら?
目が覚めたら 茜の空見上げよう
赤く染まった海臨む浜辺でまた逢おう
君は来るかな? 僕は行くよ 君に逢うために
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