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奥
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作詞 よう |
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いまだ見ぬ世界たちよ 友たちよ 恋人よ
出会ってしまえば僕らは何も感じないで人生を生きてゆく
幾年も出会わず溜めてきた運命という籠を
ひっくり返すように 出会ってしまった 愛してしまった
日をめくるよ 秘奥の火を灯す様にひっそりと
誰にも悟られないよう 捜されない様に
ただただ ひっそり ゆっくり
気を放つよ 花が太陽と向き合ったら 僕も
誰かに殺されないよう 咎められないよう
僕が出せる 精一杯の気を
いまだ見ぬ世界立てて 友たちよ 恋人よ
即座にそこに慣れて 成ってゆく事があなたには出来る?
幾年か育ってきた愛と言う僕らに 籠を
手渡してくれた 君はそのとき 瞼(め)に何を集めた?
火が照ってゆく 秘奥の火を消すような世界で
誰にも悟られないよう 永遠の秘奥
記憶から逃れた 彼人
いまだ帰らぬあの青年 友たちよ 恋人よ
秘奥を目指した彼人の名を覚えていますか?
幾年か還らない彼を誰かが 愛し
待っていますか? 愛はそのとき 何処を向いてた?
暗いくらい闇の中 出口 入り口 突破口
何もわからないよ 愛は何処にあるの?
未だ見ぬ世界たちよ 友たち 愛する人
出会ってしまえば僕ら何も感じないで人生を生きてゆく
幾年も愛されず 信じてた運命の籠を
彼人は開いて 見つけてしまった 知ってしまった
愛するものとの永遠 儚い運命
見つけてしまえば生きることにも善良ではいられない
幾年の軌跡を越えて 奇跡は起きない
信じていますか? 儚い運命を 遠い平和を
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