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迷宮散歩
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作詞 恭乃 |
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虚無感があった
止まらなくて涙
浅い浅い
薄い薄い居場所
大切にしてた
だってそれしかないんだ私
それにすがったっていいじゃない?
楽しい場所もあった
刹那の歓喜はたしかにあって
めくるめくる
酷いひどい時間
浚っていった
そしたらまたくるんだ虚無感。
おはよう
親の機嫌を窺って
こんにちは
兄弟の顔色を窺った
お休みなさい
鳴らない携帯が恐ろしい
きっと君は思ってるね
悩みのない人間だって私
ほらまた呆れ顔。
でもね私も思ってる
悩みのない人間だって、貴方
ほらね嘲笑、
だって自分が一番なんだ。
って、言えばきっと否定するね、偽善者だから
でもねそれが羨ましいよ
何が付こうが『善』なんでしょう?笑うんでしょう?
不安感があった
止まらない疑惑
こつりこつり
かちりかちり音が響く
ねぇ…こんな思いは嫌いだから、
刹那の歓喜を受けてみようか?
それを全てに塗り込んでみようか?
起きない日は明日を期待してみようか?
すこし昨日を噛み締めてみようか?
そしたら…に、なれますか?
ねぇ70年かけて、足掻いてみようか?
そうしたら今流してる涙なんて馬鹿らしくなってるかも、知れないでしょう?
あぁ、歩いてみようか?
すこしの光の中瞳閉じて、
夜に那ったら眠ってみようか?
リリリ、リリリ、
オキテ、オキテ
音が鳴ったらさぁ―
起きてみようか。
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