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とりあえず笑おう
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作詞 - S o U - |
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明日もいつもと 同じグダグダな日を 何の変哲も無く歩むのだろう
あの頃はよかったと 何度思った事だろう 時間はどうせ戻らないのに
気付けばもう俺は 親父と言われ 楽しみなんて限られてる
このまんま死ぬのは 嫌で仕方ないのだけど
走る子供の姿を見てると いつもため息が出る
そんな姿を見て子供は どうしたのと顔を覗かせた
あぁ とりあえず笑おう 笑う角には福来る
何も起こらないのも 幸せってものなんだろう
もう過去を引き摺るのはやめだ!
街中人ごみ 黙って進んでゆく 周りには若い男女の姿
俺もあの年頃はと 何度思った事だろう 振り返っても仕方ないのに
気付けばもう俺は 妻にも逃げられ 話し相手すら居もしない
独り言がむなしく 部屋中に響いている
髪を染めてる男を見てると いつもにやけてしまう
そんな姿を見て男は いじけた顔して去っていった
あぁ とりあえず笑おう 笑う角には福来る
今の俺はきっと 髪を染めんでもキマッてる
もう周りを気にして生きるのはやめだ!
いつもの朝に1つ 手紙が届く 文通相手に覚えは無い
それはかつて昔の 同級生からだった
よぼよぼの老人を見てると いつもつい目を閉じる
そんな姿を見て老人は 羨ましそうに去っていった
あぁ とりあえず走ろう 古い仲間のいるもとへ
遅すぎる同窓会も なかなか悪くないもんだ
もう何もかも考えるのはやめだ!
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