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幻
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作詞 NAO |
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孤独の雨が去り 穏やかな朝がやってくると思っていたけど
過去が僕を締め付ける ただ自分だってつらかった答えだった「別れよう」
心は何処へ行くの? 美しき地球のようになって戻って来たら…と
でも一方で「狭くなっていたら」とも 思ってしまう
これ以上などないと感じた僕は 思い出を割愛し 君から離れる事を決めた
もう二度とこんな事がないように もうひとつ決めた「恋はしない」
「だめだよ」って声がしたら どんなに幸せなのだろう ってささやかな期待を寄せる
「さよなら」って返事だったから もう戻る事は出来ない… だから余計につらい
追憶の時が過ぎ やわらかな陽射しが朝を連れると思っていた
それは間違いだった すれ違いの数が多すぎたのだと気付いた…
これ以下もないと感じた君は 思い出を抱き締めて 僕に敢えて近付いたりした
でも二度と来ない事が決まった 決めてしまった僕の一言
「別れよう」って言ったから こんなに不自由なのだろう 君が居た時の自由を想う
「もう一度」って叶わないのに もう戻る事はないのに… まだ何処かで思っている
寒がりを感じて 君の優しさの温もりに気付かされた
きっと違う場所で泣いているのかな?
慰める言葉は… 僕はもう持っていない から かけてあげられない
「もういいよ」って声がしたら どんなに幸せなのだろう って過去を見ないようにする
「さよなら」って最後だったから そんな最後だったから… 捨てきれない…
「悲しい…」って言葉にすら 気付いてやれなくて 無邪気だった日が愛しい
「淋しい…」って微かな声に 心だけで頷いて 何も分かってない…
君の優しさで僕は大きくなれた けど優しさの力で僕は君を束縛していた?
飽和した恋がまた小さくした
自分も望まないような答えを導いたのは 紛れもない 弱い自分
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