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蝶々観察日記
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作詞 夢如雨 |
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まるで蝶の様な君
手を伸ばせば優雅に軽やかに躱し
僕の知らない何処かでまた
蜜を啜る 美しい君
美しい君の<見た目>羽根に惹かれ
自ら糧となる<狼共>花達
花は君を犯し 君は花を侵す
そうして朽ち果てた花々は<何人>幾つ居た?
<精液>花粉と<精液>りん粉に塗れ幾度目かの<絶頂>昇天
蜜を零し誘う僕達を舞い遊び 淫らな羽を誰にでも広げ
まるで一途な愛など嘲笑うかの様に艶やかに微笑い 羽ばたいた
<上辺>羽根に隠された醜い<本性>中身を 誰も見ようとしない
僕だけが君の全てを理解ってあげられるのに...
毛虫が羽化して生まれた醜い君
グロいドス黒い醜悪な<本性>本体
羽根に<保護られた>包まれた中身が見えるのは僕だけ
生まれながらに<純愛>美しい僕は
生まれてから変わらず<孤独癖のある>醜い君を
全て受け入れてあげられるのに
君ハ僕ニ留マッテクレナイ...
ずっと僕だけ見ていてあげる美しい君を
羽根と足と身体を解体した君は
グロいオブジェとなってしまったけど(笑)
まるでブローチの様に 作り物の様に美しかった君
あまりにも生命を感じさせなかった君の<中身>内臓は
涙が出るくらい温かったよ...
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