|
|
|
再愛
|
作詞 セカンダライズ |
|
真夜中に映し出される見知らぬ番号
3秒眺めた後 何かを感じて出てみると
聞き覚えのある声が聞こえる
「分かる・・・?」という言葉に
「分からない」とからかう勇気も無く
5年振りの君の名前を呼ぶ
君の番号は僕の携帯にも入ってる
繋がらないのは知ってたけど
名前を消すのが寂しすぎて
君の存在を残しておきたくて
いつか君の名前が映るんじゃないかって
心の中で少し期待してた
名前は映らなかったけど
僕の存在が残っていたことが嬉しかった
かけてきた理由は聞かなかったけど
君が寂しさの中にいるのが分かった
僕の知らない季節が何年も通り過ぎていて
僕の知らない笑顔が他の誰かに向けられていて
今は電話の向こうで泣いてる君がいる
どれだけ時間が経ってもいても
僕にはあの頃の君のままで
もう1度あの季節に戻れたら
あの6月の雨の日に戻れたら
傘をさして君の涙を
雨と間違えず拭ってあげられるのに
君と再び出会うその時がきたら
街の光が届かない砂浜で
雲のない星空の下で2人で見上げよう
同じ空と同じ愛を
そして2人しか見えない星を
僕たちはその星に名付けるだろう
「再愛」と
|
|
|