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月の涙
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作詞 セカンダライズ |
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月が綺麗な夜は
月明かりに照らされた
君の横顔を思い出す
星座達が遠慮して
月の後ろで見守ってる
そして命尽きる直前の流星が
月の涙のように
夜空に流れてる
そんな月明かりに照らされた
君の横顔には一筋の涙
泣きながら僕に伝えた
「もう好きじゃない」
その一言で
君と僕の物語は 時間の流れを止めた
長いようで短かった君との時間
もっと長い物語を刻んでいきたかった
胸の時計は止まったままなのに
いつものように時間は流れ
気温を下げた季節が
恋人達の距離を縮めていく
時間が癒してくれる
周りはそう言うけれど
もう二度と戻れないあの夏の日に
僕は取り残されてる
もしあの月が綺麗だった夜に戻れるなら
君の顔に涙の跡が残らないように
心に傷が残らないように
優しく拭ってあげられるのに…
ふと見上げた空には
月の姿はなく
降り始めた雨が優しく僕を包む
あの時の君の横顔も
泣き出しそうな月もそこにはないけど
僕は傘もささず上を向いて歩いた
熱いものが溢れ出すのをごまかす為に
もう「あの時」には戻れないから
すべての思い出と共に生きよう
きっと大丈夫
あの時と同じ月が
見守ってくれているから
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