|
|
|
紅い華
|
作詞 烏 萌 |
|
雨の中 水溜りの上に紅い華が咲く
華が咲いては散っていく
鈍い光を放つ鉛が ポツリポツリと華を咲かせ続ける
笑って 泣いた
貴方との出来事を思い出しながら
振り下ろしては忘れよう
一回は涙を
二回は笑顔を
三回は感情を
四回は幸せを
五回は貴方を
紅い華を見れば
目の前を狐が覆う
溢れ出す血と
満ちていく腐臭が
此処の終わりを告げている
紅い華は涙を流させる
紅い華は笑顔を思い出させる
紅い華は感情を蘇らせる
紅い華は幸せを呼び戻させる
紅い華は貴方を魅せさせる
戻りはしない
貴方は笑いかけない
もう 欠けていくだけ
|
|
|