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ラストパルス
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作詞 夕木蚕 |
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あなたの姿が見える度に 胸は早鐘のように
それが恋だと気づかせてくれました
あなたの懐に抱かれると 優しく脈を打ち
安らぎの場所を教えてくれました
どこかにある心を抱え 私たちは生きてゆく
唯一の道標となる鼓動を 胸に隠しながら・・・
不条理でも 何でもなく 命とは終わるもの
黄昏を従えて陽が沈み行くように
この胸が 最後の 鼓動を響かせた時
その音はあなたに何を伝えるのでしょうか・・・
淡い初恋が訪れた時に 何かが胸を射抜き
どこか愛しい痛みに戸惑っていました
遠く離れて愛し合う事になり らしくなく強がって
でも鼓動は本音を寂しく叫んでました
不確かな心の在りか 誰もが持つ蜃気楼
ただこの鼓動が在り続ける限り 存在を信じられる
触れ合っても 口づけても 伝えきれない想い
だから人は抱き合い鼓動を聴き合うのでしょう
意地や嘘も 建前も 被せられない言葉を
この胸を伝わせ少しでも届かせるように・・・
別れでもなく 悲しみでもなく
最後に届けたいのは・・・
抱きしめて 抱きしめて 今から伝えますから
最後の鼓動にありったけの愛を乗せて
この胸が 最後の 鼓動を響かせた時
その音があなたへの
あなたへの『ありがとう』となりますように・・・
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