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イタリアン・フルコース 〜地獄風味〜
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作詞 雪城院 零羅 |
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人は目覚めたその瞬間から
美食を求め貪っていく
美味で尚且つ崇高なモノを
争い殺め手に入れるのだ
朝食には生贄を
Antipastoに使いましょう
それだけの価値しかないのだろう?
よく咬んで喰らいたまえ
残す者は食材と成れ
おかわりは自由で良い
胃も全て満足だろうか
食せぬモノは存在しない
世界に眠る希望のレシピ
そんな腐臭はとっくに消えた
今日(こんにち)もまた ただ只管に
至高の味を探りたまえよ
昼食のこのPesce
華麗にSalsaを使おうか
猛毒というスパイス効かせて
よく咬んで喰らいたまえ
我はもっと食を欲する
空腹はまだ終わらぬ
悪食に身を任せなけりゃ
この手が君を抉るかもしれぬ
夕食なら豪勢に
Carneを贅沢に使わねば
舌根がのたうちまわるだろう
よく咬んで喰らいたまえ
血肉(けつにく)はDolceに最適
銀ナイフを構えたなら
今宵晩餐会としよう
彩り豊かにさぁ食そう
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