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闇に聳えし学舎
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作詞 雪城院 零羅 |
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教本片手に 新たな知識を
直接脳へと 刻み込む教室
難題の解を求め歩む
チョークの白粉(はくこ)を被って綴りし
活字の失楽 映りだす黒板
指し棒の向きは苦悩生徒
始業の鐘には金を塗し
戯言 吐くわ
学舎壊す腕を摑んで
グロテスクに学ぶがいいわ
机並べて 賞を讃えよ
ペンを翳して生き死になさい
窓から眺める 空蝉校庭
教師の正論は 奇麗事に過ぎず
希う法は加速する
見知らぬヒトとの関り絶ち
只管 書くわ
自由をも奪う仮面剥して
醜く唯学ぶがいいわ
運命(さだめ)と悟り入学したと
思いに耽り考えなさい
学舎語る口を引き裂き
魅惑的に学ぶがいいわ
時を戻して未だ覚えて
文字を消す罪 負い逝きなさい
卒業まで
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