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機嫌を直しておくれ
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作詞 十飛 |
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いつまでも休んじゃいられない
だって向こうにあんたが待っているから
いつまでも歩きっぱなしじゃいられない
だって向こうであんたが機嫌を損ねちまう
「待ちくたびれたわよ」まあそう言わないで
これでもここまで走り続けてきたんだから
さあこれから何処へ行こうかねえちょっと
頼むからそろそろ機嫌を直しておくれよ
怒ってないと言うけれど先を歩く背中が怒ってるって
あんたに辿り着くまでの道のりが案外遠かったんだ
どうすりゃ機嫌が直るのさ生憎こっちは不器用だから
うまい機嫌の直し方を知らないのさ
買い物にも付き合ったし
荷物も持ったしいい加減に直しておくれ
一緒に映画も見たし一緒にランチもしたのに
お願いだから機嫌を直しておくれ
何とか機嫌を直してくれるように謝ってはみるけれど
怒ってないと言うばかりでだったらまともに喋っておくれ
「これぐらいにしてあげる」って笑ってこっちを見たのはいいけど
もしかしてからかっていたのかい?
嗚呼なんてお笑い種機嫌を直そうとしていたなんて馬鹿馬鹿しい
最初から怒っちゃいないなんて結局いつも振り回されっぱなしさ
腹が立たなくもないけれどまあいいかと思っちまう
だけどお願いだからもう少し早く機嫌を直しておくれ
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