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赤い月
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作詞 紫萄ささめ |
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晴れた 夜には 月夜の下へ 逃げ出していた
美しい 白い月が 悲しみ 洗い流してくれたから
ある晩 外に 出た途端
右肩越しに 大きな満月
近所の 家より 大きな
見た事も無い 真っ赤な月
とても、 とても 怖くて
慌てて 部屋へ逃げ戻った
何か 魔力を秘めてる様な
昨日の 様に 覚えてる月
あんな 真っ赤な 大きな月は
今でも あれきり 見ない
誰かに 攫われて しまいそうな
恐ろしさを 感じた 赤い月
寂しくて誰かに 会いたくて
よく夜 家を抜け出していた
深夜営業のラーメン屋さんや
賑やかな 雀荘にも顔を出した
突然の 小さな 珍客に
みんな 可愛がってくれた
7歳の 酸っぱい 思い出
今も変わらぬ 寂しがり屋
「良い人ばかりで いま
良かったな」と、現在は思う
今は恐ろしい時代…
あの時の 赤い月 の様…
大きくなって、知識がついて、
「赤い月」は、大気汚染が原因とか聞いた。
どっちにしても 恐ろしい事だなと思った。
やっぱり一番怖いのは 人間なのね…。
だって 実際 満月の日には
犯罪や事故が 多いって言うじゃない?
みんなを狼に変身させるのよ。
赤い満月なんて見た悪い人は、
俄然、やる気になっちゃうんじゃない?
Lalalala 赤い満月よ
人のココロを 惑わせないで
Lalalala 赤い満月よ
怖いヒトを 生み出さないで
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