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ストリートシンガー
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作詞 ふたばゆ〜じ |
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今日も道で歌を歌う それが僕の職業ストリートシンガー
なりたくてなった訳じゃなく 憧れでも夢でもねえ
誰かのためにじゃなく 自分のため金のため
晴れの日だって雨の日だって 誰もいなくても歌を歌う
どうだろうと覗いてみたら ケース雨粒いっぱい溜まってた
ねぇなんでだよ少しくらい 恵んでくれてもいいじゃないか
わざわざ歌っているのに この結果は何だい
いつものように道で歌う ただ今日は違っていた
目の前に女の子が一人で 聞いている僕の歌を
晴れの日だって雨の日だって 一人で寂しく聞いている
どうしたのと覗いてみたら 顔に雨粒いっぱい流れてた
ねぇどうしたの少しくらい 泣き止んでもいいじゃないか
ただ歌っているだけなのに この気持ちは何だい
たまらず理由を聞いてみた 「どうしてそんなに泣いてるの」
返事は返ってこないまま そのまま彼女は立ち去ってった
ねぇどうして少しくらい 話を聞いてもいいじゃないか
気になって聞いただけなのに この返事は何だい
あれから彼女は来なくなった それでも僕は歌うよ
聞いた理由の返事を待って いつものように道で歌う
ねぇどうしていなくなる もう一度姿を見せてくれ
君のことが気になるんだよ 早く会いたいんだよ
ねぇなんでいなくなったの 教えてくれよ
それからしばらく経ってやっと気づいたんだ
誰かのために歌ってたこと 君を思って歌っていたことを
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