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忘れな草
作詞 鞄
彼は除草剤開発者、世界、枯らし続けていた
戦場に立っていないけれど、彼の手はなぜか血生臭
枯れ葉黙々積もるたび、心、枯らし続けていた
出ない声絞り出すように、声を嗄らしているそうだ

焦心苦慮の帰り道、見たことのない花屋がある

彼は助走つけ踏み込んだ、世界、嗚呼、彩られていた
目立つところにはいないけれど、輝いている白詰草
彼は黙々一人旅、心、嗚呼、彩られていた
彼の心を癒すように、咲き誇るのは蓮華草だ

旅も佳境の帰り道、見たことのない花がある


「君の名前は何ですか?」知りたくなって尋ねる彼
「僕に名前はありません」寂しそうに揺れている
不意に寂しさ込み上げて
無性に名前をあげたくて
92輪お買い上げ、彼の旅は往復地点


彼は家路に沿いながら、今を、考え続けていた
争いは止められないけれど、何もしないなら笑い種
できることはないだろうか、未来、考え続けていた
答えを求めるかのように、名もなき花を見る、
そうだ!


「君の名前はこれでいいかい?」返事欲しくって尋ねる彼
「僕に名前をくれるのかい?」嬉しそうに揺れている
一挙に希望が込み上げて
あげた名前を呼びたくて
92輪高く揚げ、彼の旅はStart地点





彼は開花剤開発者、世界、咲かせ続けている
あの花世界で咲くたびに、心、満たし続けている
「皆が争い忘れるほど、咲け、真白な忘れな草」

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 忘れな草
公開日 2008/05/27
ジャンル ロック
カテゴリ 社会問題
コメント 鞄です
今回は割とわかりやすいと思います
わかりにくいのは92輪、でしょうか、もちろん意味があります
あと「勿忘草」ではなく「忘れな草」なのも意味があります
そんな大層なものではないですが…
鞄さんの情報













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