|
|
|
Ruination
|
作詞 羽黒 |
|
水は枯れ、草花はイロをなくした町
こんな町のむせるような風にだって今まで耐えてきた
毎日のように繰り広げられる罵声と暴力 こんな町なくなっちゃえばいいんじゃない?
こんなちっぽけな町・・・いや世界を消すことなんてたやすいことさ
僕が指を鳴らせばアイだのセイギだのに燃えて、目の前の現実を見ていない世界なんて
つみきのように崩れるさ
胸に掛けた十字架握り締めて神に祈っているヒマがあったら
自分の足で立って前に進む準備をしろ
イロの無いこの町にイロのある花が 1本 咲いていたらその花はとても美しいだろう
たとえ中身がモノクロでもね
花にイロを与えるのに必死になるなよ せめて花に命をあたえよう
町の片隅で少女が泣いている 誰も振り向きはしない 残念だけどお別れだ
もうすぐこの世の終わりが近づいている
黒鳥が飛び立ち黒猫がひと泣きすればそれは終わりの合図
そして僕の指を鳴らす音が聞こえたら・・・
|
|
|