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スモーク
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作詞 石川秀一 |
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体によくないからやめなって
まわりの人は言うけど
そんな事はわかっているんだよ
やめられないんじゃないよ
その気になればいつでもすぐに
忘れてしまえるけれど
そんな事は出来っこないんだよ
忘れたくないんだから
反対側の人はいつでも
反対の事言うんだ
鸚鵡返しになりそうになると
あわてて口閉じるんだ
僕の何がそんなにも
あなたたちを苦しめますか
一人部屋に引き籠もったら
無理にでも引っ張り出すくせに
近づけば離れて 離れたら捕まって
叫んだら耳をふさいで 黙ってたら「病気だね」って
正しい事は誰が決めたの
善悪の区別とは違うの
生まれて生きて死んでいくのに
どんな意味があるんだろう
それ自体には意味はないとか
何をするかが問題だとか
曖昧な答えしかないくせに
がんじがらめの世界です
あれはダメ これはダメ
ああしなさい こうしなさい
泣いちゃダメ 死んじゃダメ
それじゃ生まれてもこれないよ
そんな事言っても 虚しいだけ知ってる
君とたゆたっている時だけ 心から「生きている」のに
どこでなら生きていいの いつの日か死んでもいいの
何がダメで それじゃ何が ダメなのかな 教えてよ
人が人を殺める事 誰も望んでないというのに
人が人を殺める為 その為の道具がなんであるの
猫を可愛がれる僕 牛や豚や鳥や魚
犬と走り回る僕 一体どこで線を引いたの
愛する君を笑わせたい だけどいつもうまくいかない
愛する君を泣かせはしない だけどいつもいつもいつも
近づいたら離れて 離れたら捕まって
黙ってたら聞かれたから 「特にワケはないよ」
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