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玲瓏たる賽に
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作詞 おぎはら |
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思い出せるのは 声と頬と指先
そっと触れたその温度 分かる気がした
忘れてしまった けど何か分からない
だから寂しくもないよ 心に隙間できたけど
もしもポカリと開いた
その隙間から入り込めるなら
時間を戻して これ以上進めないで!
賽が投げられたその瞬間に
心 震えて 泣きそうだった
君が言う[ありがとう]に
何故か心臓が動いた
足取り 重たくて もうどこにも動けない
荷物が全部 足元に圧し掛かってる気がする
約束を守るから 小指を切って落とす
痛みなんて感じない 感覚は失った
風に吹かれ遠くを見る目
懐かしいと思う心があるなら
道を引き返し これ以上進まないで!
思い出を切り裂いて 高鳴る
心 壊れてしまいそうだった
君の目に[おかえり]を
感じて足が動かない
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