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The world end of the Genesis
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作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
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幽霊のふわふわな言葉を聞いた
君は驚いた顔をして 僕と眼を見合わせる
「世界は順調に腐って いつか終わる」
透明な少女は そう 僕らに言った
電飾まみれの街
優しい唄が流れた
僕は錆びた弦を響かせて
静かに声を震わせた
1日だけの世界
凍えた猫に触れた
食べかけのチキンをあげる
白銀の空を見上げた
呆然としている神様を無視して
ページは開きっぱなしで 風は強く吹き荒れる
素敵な夢も色褪せて いつか消える
野蛮な物音は 満ち溢れてるから
憎悪だらけの部屋
悲しい唄が聴こえた
君は孤独を演じている
僅かに眼が泳いだ
「君がいないと とても息苦しいよ
ここは 居心地が最悪だって 今になって気付いた」
「存在は 水槽に身を隠して
僕ら 逃げ込んだ場所で 出会ってしまったんだ」
今が怖いなら 壊してしまおうか?
何もない場所で もう一度だけ 逢おうぜ
今度こそ 最後の悲劇になるように 神様に頼み込んでさ
鳥は宇宙の果てまで 飛んでいくように見えたんだ
透明な存在の隣で どこまで生きていけるかな
僕らは本当はずっと一人だったんだ
さぁ 1回目の終りのはじまりだ
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