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小惑星
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作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
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夜の闇に吸い込まれそうさ
僕らは ある意味 ずっと孤独だった
本を開いたまま 退屈そうに
君は眠りについた
平和な街に 大きな爆弾が落とされた
預言者の少女は 驚きに眼が閉じなくなってる
ユダの高笑いが ラジオから聴こえた
赤い闇に包み込まれそうだ
全ては サピエンティア 今を蹂躙する
古い言葉から 蘇って
君はとり憑かれた
僕らの庭に 大きな巨人の足跡だ
消滅した首都は 炎にまみれ 息が出来なくなってる
舌を重ね もう 僕らは逃げだした
シャコルナク・クレーターを目印に ラエティティアで また逢おうよ 神様には内緒だよ
怒り狂った形相の少女は すぐに二階の窓から飛び降りた
裏切りの月明かりに照らされた湖で 独裁者を罵倒する
「何処で見てやがる!! その眼には何を映している!!
わたしは・・・ わたしは・・・ 嘘吐きな神の予言に振りまわされていたのか?」
湿った地面に 少女の痛々しい腕が 食い込んで 月は半分に割れた
全てが始まりと共に 終わりを告げる 滑稽すぎる世界の最期
ラエティティア AM 00:00
奥のドアは開かれないようだ
僕らは ある意味 ずっと自由だった
ガタン
本を開いたまま 驚愕しながら
君は凍りついた
淡々すぎる 愚かな嘘吐きは 仮死状態
預言者の少女は 今頃どうしているのだろうね
攻守交替さ 僕らは死にそうだ
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