|
|
|
absolute zero point
|
作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
|
君は屋上から校庭を見る
そして 周りを見渡して
クラスメイト達の前で飛び降りた
凍りついた先生の顔
花壇に平伏す蝶と
季節外れの青い薔薇
きっと 喜んでくれる
3階で速度を上げた
息をするのも 困難なほどに
君は眼を見開いて
乾燥する世界を楽しんでいた
僕は壇上から窓際を見る
君が笑った気がした
ここは雲の真下で 陽が射さない
纏わりついた誰かの台詞
徒にまどろむ神々
期待はずれの嘘つきが
そっと 話し掛けてる
今だけ時間を止めた
僕が言うのは 卑怯な理由
そして手をひろげて
墜落する君を受け止めてしまう
君は幸せそうな顔
僕は困ったように笑う
ひるがえるスカート
やっと もとに戻った
|
|
|